top of page

TABIJI International
Japan Executive Communication
Japanese Proficiency
Business Realities
Human Dynamics
台湾旅行 初日はひたすら移動
朝5時に起きて準備を整え、簡単に朝食をとると、7時過ぎに家を出る。神戸空港からベイ・シャトルで関西国際空港へ。船はひどく速くて、並んで飛んでいた白い鳥があっという間に抜き去られ、やがて見えなくなる。国際空港の桟橋に着くと、連絡バスで第2ターミナルへと向かう。バスに乗っている時間が意外なほどに長い。第1ターミナルと第2ターミナルとがこんなに離れているとは思わなかった。 搭乗を待つ間に、先月末の村上Radioを聞く。春樹の世間話。外国で長距離特急に乗った時の食堂車の話とか、ノルウェイで特別郷土料理を提供してもらったと思ったら焼きサバだったという話とか、昔担当編集者と千疋屋かどこかで待ち合わせして、こちらがコーヒーを頼んで待っていると、相手がフルーツパフェを頼んだ話とか。 機内では三好達治『詩を読む人のために』を少し読む。現代詩のアンソロジーを読むようなつもりでこの本を持ってきたのだけれど、擬古文の詩というのがなかなか体に入ってこない。やはり現代詩の方が面白い。丸山薫「挿話」(『鶴の葬式』から)を引く。 蝙蝠が帆に捲き込まれ 帆はヤードに括
Kiminori Yokota
18 hours ago4 min read
映画「急に具合が悪くなる」
鑑賞当日の日記より抜粋。 マリー・ルーは介護施設のディレクター、真理は演劇の演出家。 二人の出会いからパリの劇場での演劇の上演にその後のQ&Aセッション、 夜の街歩きと続く一連のシーンにはずっとどきどきさせられっぱなしだった。 (中略) 二人は話しているうちにだんだん親しくなっていき、 それとともに互いのことをまるで知らなかったことに少しずつ気づかされていく。 人と人との関係が深くなるというのは本来こういうことなのだ。 資本主義と少子高齢化についてのホワイトボードを使った会話のシーンには考えさせられた。 資本主義はどこでどんな風に終わりを迎えるのだろう。代わりにどんな世界が待っているのだろう。 (中略) いつまでもこの映像の肌ざわりの中に身をゆだねていたいと思わせられるような肌理細やかな撮り方は小津を想起させる。真理の台詞回しは棒読みのようでふしぎと温もりが感じられ、聴いていてこちらの心もおだやかになってゆくようだった。いつまでも見続けていたい夢のような196分間だった。
Kiminori Yokota
18 hours ago1 min read
bottom of page